2019年10月06日

ペパクラデザイナー4の使い方1(基本編)

展開図作成ソフト「ペパクラデザイナー4」(以降ペパクラデザイナー)の基本的な使い方まとめました。

ペパクラデザイナーの使い方はTama Software様のサイトにもあります。

ペパクラデザイナーを簡単に説明すると、”3Dモデルを読み込んでペーパークラフト用の展開図を作る事”ソフトです。機能はとてもシンプルですが、パソコンでペーパークラフトの展開図を作る為には絶対に必要!

オンラインからのダウンロード購入もできますよ。

使い方もシンプルなので、モデリングが出来る人は、すんなり使えるはずです。


この記事を書き始めた頃のバージョンは4.16aです。今現在、対応OSはWindowsのみです。

3Dモデルの読込


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「サイコロを作ってみよう!」で作ったサイコロモデルをペパクラデザイナーで読み込んでみます。

開く操作は2つの方法があります。
1つはペパクラデザイナーを開いて、メニュー/ファイル/開くとすれば開きたいファイルを指定できます。

2_5howpd_1_01.jpg


2つ目はペパクラデザイナーが開いている状態で、ファイルをドラッグ&ドロップします。

2_5howpd_1_02.jpg

ファイルを新たに開くと「組み上がりサイズの指定」画面がでてきます。ここで組み立てた時の大きさを変更できます。後からでも変更できます。

2_5howpd_1_03.jpg

【tips】読み込めるファイル形式


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読み込める3Dファイル形式は下図になっています(v4.16a)現在

2_5howpd_1_04.jpg


Tama Software様のヘルプによれば、メタセコイア3・4の独自形式.mqoと.mqozが高い再現性で読み込むことができるそうです。

・メタセコイアver4.7.0から標準ファイル形式が.mqozになりました。ペパクラデザイナーver4.1.6aで不便なくファイルを読み込めることができるようになりました!

・六角大王の.6ktと.6ksも高い再現性があります。ファイルサイズが大きくなりがちですけど。

展開図にするには


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モデルを手動で切開する辺を指定する事もできますが、最初は「全自動」を使ってみましょう。「展開」ボタンとなりの「全自動」にチェックが入った状態で展開をクリックしましょう。自動的に展開図を開く事ができます。

2_5howpd_1_05.jpg2_5howpd_1_06.jpg


・展開後は展開ボタンが「元に戻す」になります。クリックすると、展開前の形状に戻す事もできます。
・切開辺を維持したまま、元に戻すことができます。
・糊代編集は失われてしまいます。

基本の画面操作


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ペパクラデザイナーの画面構成は「3Dモデル」ウインドウ「展開図」ウインドウの2つです。<両画面表示>と<展開図画面のみ>表示を切り替える事ができます。下図のメニューアイコンをクリックです。

2_5howpd_1_07.jpg2_5howpd_1_08.jpg

 
3Dモデル画面

3Dモデル画面では展開図で切開されている辺が、強調されて表示されます。展開図の切開の編集を加えると、リアルタイムで3Dモデルには反映されます。

3Dモデルの表示設定は<メニュー/「3Dモデルウインドウ」>で変更ができます。その中の<描画設定>で切開表示の大きさ、線の色、テクスチャの表示などの設定ができます。

2_5howpd_1_8c.jpg

3Dモデルウインドウでのカメラ操作はメタセコイアとほぼ同じです。

3Dモデルウインドウでの視点操作

回転
Rc_dr_80dpi.jpg
マウス 右ドラッグ
平行移動
Mc_dr_80dpi.jpg
マウスホイールのドラッグ
(または Ctrl + マウス右ドラッグ)
ズーム
Hrool_80dpi.jpg
マウスホイール
(または Shift + マウス右ドラッグ)

展開図の編集操作


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展開図画面で展開図を編集してみましょう。

展開図ウインドウの移動操作は、マウス中ボタン(または右ボタン)をドラッグで画面移動。マウスホイールで拡大・縮小操作になります。

展開図ウインドウでの視点操作

平行移動
Mc_dr_80dpi.jpg
マウスホイールのドラッグ
(または マウス右ドラッグ)
ズーム
Hrool_80dpi.jpg
マウスホイール
(または Shift + マウス右ドラッグ)

編集コマンドは良く使う物はメニューのアイコンをクリックするか、または展開図画面で右クリックメニューから切り替えることができます。

2_5howpd_1_09.jpg2_5howpd_1_10.jpg

まずは、良く使う

  • 選択と移動
  • パーツの回転
  • 面の分離と接続
  • のりしろの編集

この4つのコマンドでサイコロを編集してみましょう。

選択と移動
展開パーツをクリックで選択、ドラッグで移動できます。何もない所からマウスドラッグで矩形選択、Shiftを押しながら選択でき、複数パーツを操作できます。

2_5howpd_1_11.jpg2_5howpd_1_12.jpg

上部の緑ピンにマウスを近づけると回転アイコンに変わり、ドラッグするとパーツを回転させる事が出来ます。

2_5howpd_1_13.jpg


パーツの回転
「選択と移動」でも回転操作ができますが、このコマンドは回転方法が異なります。コマンドを選ぶと、頂点が赤丸に変わり、クリックで選択後、ドラッグで選択点を中心に回転させることが出来ます。45°毎にスナップします。

2_5howpd_1_14.jpg2_5howpd_1_15.jpg

もうひとつの使い方は辺に展開図辺をダブルクリックすると、縦か横方向へ整列させる事ができます。整列向きは辺の傾きによって変わります。

面の分離と接続
繋がった辺をクリックすると、パーツを切り離します。パーツを接続した時は、辺をクリックし、どちらの方向へ移動させるかの矢印が現れ、もう一度クリックすると、選択方向へパーツを接続します。

2_5howpd_1_17.jpg2_5howpd_1_16.jpg


・3Dモデルの辺をクリックする事でも、切り離し&接続が行えます。


のりしろの編集
「のりしろの編集」画面で、のりしろの配置と形を変更できます。

「配置の変更」
@接続関係にある辺と、A無い場合で、のりしろを作る、入れ替える、作らないを設定できます。

2_5howpd_1_18.jpg2_5howpd_1_19.jpg

のりしろを編集したい辺をクリックすると設定内容で、のりしろを変更します。

  • 初期設定に戻すで@は<付け替える>Aは<変更しない>に設定を戻します。
  • 展開図画面をドラッグで選択でき、一括編集できます。


「形の編集」
のりしのの幅と角度を編集できます。「全てに適応」を押すと、全てのパーツのりしろを設定内容に変更します。

2_5howpd_1_20.jpg2_5howpd_1_21.jpg

のりしろを編集したい辺をクリックすると設定内容で、のりしろを変更します。 

  • 角度は自動設定は基本は45度です。パーツ形状により形が変形します。
  • のりしろの角度L・Rはパーツ中心から時計回りに見た向きで決定されます。
  • 展開図画面をドラッグで選択でき、一括編集できます。


まずは4つのコマンドを使ってサイコロの展開図を作ってみましょう。展開パターンはいろいろありますね。

展開サイズの変更


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3Dモデル画面には、組み上がり寸法が表示されています。

展開図画面では点線で囲われた範囲が、有効印刷範囲になります。サンプルで作ったサイコロのサイズ(150mm立法)では、用紙1枚に入れる事はできません。

2_5howpd_1_22.jpg

・「組み上がり寸法を表示」させるにはメニュー/3Dモデルウィンドウ/「組み上がり寸法を表示」で行えます。
・用紙サイズの設定は、メニュー/設定/「用紙と印刷の設定」から行えます。

2_5howpd_1_23.jpg

 
展開後にサイズを変更するには、設定/組み上がり後のサイズを変更/から行えます。「寸法と拡大率を指定」選ぶと、組み上がりサイズを数値指定できます。

2_5howpd_1_24.jpg


サイズを1/3のサイズ50mmにするとA4サイズ用紙にぴったり収まります。

2_5howpd_1_25.jpg

 
・展開する時に、<全自動>のチェックを外し「展開」ボタンを押すと、組み上がり寸法を指定してから展開することができます。

保存と印刷・出力


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保存と.pdoファイルの特徴
ペパクラデザイナーの保存形式は.pdoの独自形式です。モデルデータとテクスチャデータが統合されている為、ファイル単体を移動させてもテクスチャデータは保持されます。

.pdoデータの閲覧はTama Software様のホームページで配布されているフリーソフト「ペパクラビューワー」でも可能です。展開図の印刷・3Dモデルの閲覧・工作補助機能などが使えます。

印刷と設定
印刷設定は、<メニュー/設定/用紙と印刷の設定>で行えます。「印刷プレビュー」で印刷確認ができます。

PDF出力
<メニュー/ファイル/「PDFへ出力」>で印刷設定内容でPDFファイルとして保存できます。

posted by くじら at 18:02 | Comment(0) | ペパクラ設計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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