この記事はペーパークラフト「五十鈴れん」の作り方と工作ポイントを説明のみをまとめています。
- v7.3着せ替え素体に対応している為、 素体の作り方は「v7.3可動素体〜ボディの作り方」を見て下さい。
- 各基本部位の作り方は共通となるので、「V7.3基本可動素体〜外装パーツ作成・組立」を見て下さい。 部位単位で素体に取付&分解できる構造となっているので、どの部分からも組み立てる事ができます。
「五十鈴れん」キャラクター固有の部品記号、レイアウトは下図の通りになります。
- 全体の部品交換方法は「v7.3可動基本素体の部品交換方法」を見て下さい。
- 素体を新たに作る場合は印刷PDFのp.6~p.8が必要です。
- 既に素体があり、一から作らない場合は、素体パーツはPDFのp.9に必要パーツがまとめてあるので、p.9ページのみ印刷して下さい。IA-16・IB-18と取付用Qパーツの他、専用素体IC-HEAD INNNERです。
顔パーツの付け替えの外、前髪、後ろ髪が分解できます。今回は新たに髪の毛サイド(HP)パーツが分解可能になり、少ない部品作成で、髪飾りの有無が再現できるようになっています!
付け替え可能な顔パーツは今回は微笑み(F1)・驚き(F2)・困り顔(F3)の3種類あります。作り方は前作から同じ方法です。「夏目かこ(制服Var.)作り方→顔の作り方」を見て下さい。
F2だけ口パーツが分れています。裏側インナーパーツを接着前に内側へ、取り付ける必要があるので注意です。
前髪部品は(HA)後ろ髪部品は(HB)です。インナーパーツ(IC-HEAD INNNER)は前作「由比鶴乃」から、ほとんど変更が無い為、説明を使い回ししています。
写真は実際のものと異なる所があります。
@ 1と3から組み立てを始め、2〜5を接着します。
A 左右へ6と7をそれぞれ組立てから、接着します。
のりしろaへは、グレー部を裏側へ折り返し接着します。
B 8〜10パーツは前髪位置ズレ防止用の補強パーツです。前髪先端へ形を合わせて接着し、のりしろbへ9・10パーツを接着します。
【ポイント】組立後、前髪や後ろ髪の先端は絵に沿って、切り抜いています。
より髪の毛ぽくなりますが、先端部は傷み易くなるので、接着剤を先端へ少量付けて硬化させると、傷みにくくなります。
前髪(HA)のインナー部品(IC-HEAD INNNER)は1〜3bです。
2a〜2cを組立後、a部へ1を接着して下さい。
D 3aと3bも組立ます。
E 組み立てた物を下図の赤色部分で接着して下さい。前髪インナー部はこれで完成です。
F HAパーツとインナー部品の接着は*印糊代を目安に。形状を合わせて接着し、接着後は切断して下さい。余る糊代は位置ズレ修正や補強等、調整の為に設けてあります。不要ならこれも切断して下さい。
@ 後ろ髪パーツは(HB)群です。初めに大きな1パーツから組立、残った小さなパーツを後に接着して作ります。
A 後ろ髪(HB)のインナー部品(IC-HEAD INNNER)は4a〜16です。
下図@ABを組立て、IC-4aパーツへ@・B部品を接着します。A部品は接着しません。組立の時に間に入れて使います。これはスペーサーの役割になりますので、部品位置にズレがある場合、紙を張り合わせて調節できる構造となります。
p14・p15は補強&スペーサー等に使って下さい。
B 6aの両サイドには6cパーツを接着します。これはサイドテール(HC)を取り付ける為の構造です。(今回は右側だけしか使いませんけど。)その後6aと6bを接着。6aパーツは先に★印糊代を貼り合わせてから接着して下さい。
6a〜6cを組み立てると下写真のようになります。
C Aで組み立てた4aパーツC面へ6aパーツC面裏側を接着します。接着後C面部は4aパーツ接着部が三角形に迫り出ます。そこへ6bパーツ未接着部の形を合わせて接着しましょう。形状安定と補強構造です。
※注意!4aと6cの接する面は接着しないでください!前髪パーツが入らなくなります。
D 前髪(HA)パーツ同様に、HBパーツとインナー部品の接着は*印糊代を目安に接着して下さい。
【アレンジ】
後ろ髪の裏面はほとんど目立ちませんが、原作に基づいて紫色の画用紙を貼り付けています。髪先を切り取る場合は補強にもなります。
変身前と変身用に2セットあります。裏側へインナーパーツIC-5a〜5cを付けて、交換可能になります。
@ IC-5パーツは左右対象パーツで存在します。間違えないように。5a・5bを接着し、グレー部を山折りにし、裏側を合わせて接着します。
A 飛び出たタグは内側へ折り返し、接着します。これは補強の為です。5aを閉じたらインナーパーツは完成。左右それぞれのHPパーツと接着して下さい。
HPパーツの取付方法は簡単。前髪(HA)と後ろ髪(HB)パーツを差し込む時、その間への取付穴6cに差し込みます。