この記事は夏目かこ(魔法少女Ver.)の固有部位の作り方と工作ポイントの説明のみをまとめています。 頭(H)部位は制服Ver.と作り方は同じです。ただし、部品番号が違っている所があります。
キャラクター固有部位は下図の通りになっています。付け替え可能な顔パーツ(F1~F4)。着脱可能なフード(FD)部位。武器(W)は握り手を作れば持つ事ができます。
- v7.3着せ替え素体に対応している為、 素体の作り方は「v7.3可動素体〜ボディの作り方」を見て下さい。
- 各部位の作り方も流れは同じなので「V7.3基本可動素体〜外装パーツ作成・組立」を見て下さい。
- 全体の部品交換方法は「v7.3可動基本素体の部品交換方法」を見て下さい。
- 素体を新たに作る場合は印刷PDFのp.6~p.8が必要です。
- 既に素体があり、一から作らない場合は、素体パーツはPDFのp.5に必要パーツがまとめてあるのでこちらだけ印刷して下さい。IA-16・IB-18と取付用Qパーツの他、専用素体IC-HEAD INNNERです。
頭(H部位)の組立
付け替え可能な顔パーツは(F1~F4)の4種類あります。構造と作り方は前作と同じです。夏目かこ(制服Var.)作り方→顔の作り方を見て下さい。
前作の制服Verとの表情付け替えに対応しているので、付け替えて遊べますよー。
F4だけ口パーツが分かれているので、インナーパーツ接着前に内側へ取り付ける必要があります。
頭の構造と作り方は制服Ver.と変わっていません。展開図のレイアウト変更で部品番号が多少異なります。
HA部品(前髪)部品の組立。1と4を接着。これで前髪の殆どの形状が完成。
1部品の★糊代へ左右の4・5部品を取り付けますが、裏側から接着して折り返すとズレが少なくなります。
前髪の型ズレ対策で、補強パーツ(HA7+2+6)を採用。取り付けは4部品の*糊代から接着すると合わせやすいです。後は補強パーツと形が合うように周りを接着していきます。
前からみた写真。1から飛び出たアホ毛は、先っぽが自然なカーブになるように接着するのがポイント。かこちゃんの特徴なので拘り所!髪飾りも接着します。
後ろ髪(HB)の組立。これも部品1を組み立ててしまえば、ほぼ形になります。
3部品を取り付け。角度がキツイので、接着が難しいかも・・・。糊代を広く設けてます。
左右へ4・5部品を接着。
1部品の★印部へ6・7部品を取り付けます。この部品も自然なカーブに成るように、先っぽを接着します。
頭部位の骨組み部品(IC-HEAD INNNER)の組立。3aと3b部品を組み立てると、アーチ形部品になります。
2a・2c部品の接着位置は下図の通り。
★印個所へ1部品を取り付けます。
先に作ったアーチ形部品と接着しましょう。
後ろ髪の合体構造の組立。ここら辺も設計変更は無。IC-5部品へ@・B部品を接着します。A部品は接着しません。組立の時に間に入れて使います。これはスペーサーの役割になりますので、部品位置にズレがある場合、紙を張り合わせて調節できる構造となります。
p14・p15は補強等に使って下さい。
4a・4bを組立ます。
部品を接着した5部品と4b部品の記号a面へ接着します。
ここまでの部品と、顔部品を仮合わせした状態。
後ろ髪を骨組みと接着します。合わせ位置は※印の付いた糊代の形を合わせて接着。面で言えば下図の個所になります。接着後、※印糊代を切断。
B部品に*印糊代がありますが、調整用です。後ろ髪と接着すると形が引き締まります。
前髪と骨組み部品との接着は*印糊代を目安に接着します。接着後、糊代は切断します。余る糊代は調整用です。不要ならこれも切断して下さい。
制服Verとの違いは髪飾りの有無だけですが、変身Verには髪飾り(HP)が追加されます。接着位置の指定はないので、モデルをみて接着してください。
展開図には■folded and hidden.折込指示があります。
フードは前作の「環いろは」と同じ構造です。前と後ろで部品が分かれています。FDパーツは先に組み立ててしまいます。図○印のタブ部は接着用ではありません。内側へ折り返しておきます。この部分は裏側へ紙を接着して補強しておくとよいでしょう。
FD部品を組み立てた所。
フード前部インナー部品はIC-6のみです。★印面を合わせて接着してから、残りを組立ます。
フード後ろインナー部品はIC-7・8パーツを使います。形が異なりますが、作り方の流れはHB部位と同じです。
8aパーツは★印面を合わせて接着してから、8bパーツへ接着します。
7と8パーツの接着はC印面部を接着します。
インナー部品との接着は*印糊代同士を合わせて接着します。接着後、糊代は切断します。
フードのFD部位は後ろ髪HBの部品差し換えで付け替える事ができます。FD部品を後ろへマウントする事でフードを脱いだ状態も再現できるようになっています。
HAとFD前を先に組み合わせます。その後FパーツとFD後ろを合わせ、FDパーツの内側タブを噛み合わせて、固定します。
FD前部品は写真のように丸めて、爪を背中の部品へ通す事で、固定させる事ができます。