2018年05月13日

V7.3基本可動素体〜外装パーツ作成・組立

 キャラクターによってパーツ形状は変わりますが、基本可動素体に限らず、その他の同素体キャラクターなら素体への部品取付方法はあまり変わらないと思います。作り方の流れも同じような流れになります。
外装パーツの印刷用紙は少し厚めの0.15mmのスーパーファイン用紙がお勧めです。
 部品には分り易いように下図のような部位毎に、部品へ記号と番号を振ってあります。この部位単位で素体に取付&分解できる構造となっているので、どの部分からも組み立てる事ができます。
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キャラクター毎に固有部品や組立方が異なる場合、別途記事で説明を分けていきます。
v7.3素体共通の作り方
・取付構造Qパーツ
腕A1・A3、脚R1パーツは組み立てる前に、素体へ取付らるようする為、裏側へQ部品を接着します。対応する糊代の記号と形を合わせて接着します。
Q部品は中心部を半分に折り曲げ、接着します。
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組み立て終わったら、糊代は不要なので切断します。
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・手HANDパーツ
@ 手(HAND)部品は簡易版(HAND1)と、全ての指が分かれている(HAND2)タイプがあります。好きな方を選んで作れます。
【アレンジ】HAND2の3部品はどれも同じです。赤ラインを目安に切り目、折り込みを入れて作ると、曲がった指を作る事ができます。親指も多少はズラして接着できます。簡易版(HAND1)でも可能です。
A HAND2へB図のように折り切り込みを入れて、指パーツ3にワイヤーを通すことで、指が動くように作れます。 使うワイヤーは#28・#30ほどの太さのフラワーワイヤーがオススメです。ハダカ線と地巻(紙が巻いてある)物がありますが、直接接着できるので、地巻の方が使いやすいです。
ワイヤーの強度ですが、無理な方向に曲げ続けたり、ねじり続けると折れます。
B ワイヤーを通しながら作るので組立が難しくなります。 ワイヤーを挟むor別途、接着パーツを作って接着して、束ねると良いでしょう。
手は回転構造を持たない、素体A4部位への差し込み式です。少しテーパー形になって多少抜けにくくなっていますが、IB-6部品を図のように変形させ、スポンジゴムを取り付けると、更に抜けにくくなります。
・パーツの補強
何回も部品を交換するなら、パーツを補強しておく方が良いです。特に取付爪や取付穴のあるA2・P2部品は裏側へ紙を張り付けてから組み立てる事をお勧めします。フィギュアのように部品交換できますが、やはり紙は紙。補強無だと差し込み部分や爪がすぐに痛んでしまいますので><
・顔パーツへのインナー部品取付
可動素体シリーズ共通の顔インナーの取り付け方。使うパーツはv7.3素体からIC-17〜20としています。キャラ毎にパーツ形状が変わる場合があります。
組み立てた顔部品を背板19部品と接着していきます。中心から外側へ、左右糊代を交互に接着すると形が整い易いです。
この状態では顔幅が安定しません。頭上部に固定部品17を取り付けます。背板と糊代形を合わせて接着。この時、接着部の角度が120°程開いていればベスト位置です。糊代は組立で干渉する所はカットします。
顔部品上の糊代も形を合わせて接着。その後、不要なので切断します。
背板部品の取り付け位置に合わせて、頭部品との接続部品20を接着します。これで取り付けられる構造ができます。他の部品と仮合わせをし、必要ならば、オプション部品やスペーサー部品で、ズレの調整を行ってください。
・胴体部位の組立
胸の部品は基本、首・本体の2つを先に組立ます。
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腰パーツは内側へIA-16パーツを接着し、素体へ取付るられるようになります。
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下半身B2部位はパーツをまとめて組立ます。
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・肘部の作成(A2部位)
 1・2のグレーの差し込みツメ部を合わせ接着してから、残りを組立ます。
裏から見た所。
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・膝部の作成(R2部位)
 R2部位は単独で組立。その後、内側へ素体Q5パーツを接着し、素体へ取付られるようにします。
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・足先の組立(R3~R5部位)
R3パーツは内側へ素体へ取り付ける為、IB-18パーツを接着します。糊代の形を合わせて接着し、切断します。
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R4部位は単独で組立ます。
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R5の組立は3パーツのような足素体へ取り付ける為の構造を接着する必要があります。1・2を全て閉じるまえに、足底へ接着します。位置は★印代を目安にして下さい。
足素体の溝に引っ掛って固定される構造となります。
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・基本素体ヘッド組立(H部位)
髪の毛部品がない顔・後頭部の2パーツ構成です。髪の毛は有りませんが差し換え対応の為インナーパーツが存在します。
顔・後頭部部品はH1・2の1パーツのみです。頭部のインナー部品はIC-HEAD INNER群です。

顔とインナー部品の取付と作り方は共通です→「顔パーツへのインナー部品取付」
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@ 2a~2c部品を組立、その後、1パーツのa面・b面とを接着します。
A 3パーツは2aと2c部品の端を合わせて接着します。
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B 後頭部インナーも、可動素体シリーズでほとんど共通の構造。IC-5・@AB部品をそれぞれ組立。IC-5へは@・B部品を接着します。A部品は接着しません。組立の時に間に入れて使います。これはスペーサーの役割になりますので、部品位置にズレがある場合、紙を張り合わせて調節できる構造となります。
p14・p15は補強等に使って下さい
C 組み立てた物を4aのc面へ接着。4bは★面同士を接着し、組み付けます。
D Cで組み立てたパーツとH2パーツを*印糊代を目安に接着します。*印糊代は組み立てた後は不要なので、切り取ります。
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組立方はADで作ったパーツの間にスペーサーを入れ、素体首へ差し込んで固定。
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posted by くじら at 23:38 | Comment(0) | 作り方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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