- 着せ替え遊び
同じ構造のもの同士ならば、部品交換して遊べます。
- 組立の自由性
固定モデルの場合、順番を間違えると接着困難な場所が出てきたりします。また、接着できる部品が限られる為、並行作業が出来ません。交換式なら、この問題が部品単位で考える事が出来ます。
- メンテナンス性
組立に失敗した、壊れてしまっても、作り直しの手間が部品単位に抑えられます。
- 強度アップ
部品同士の組合せや噛み合わせを多様する事で強度があがります。
今回の構造では、展開図にも拘りが。部品数が多くなってしまう→組立誤差が大きくなってしまうと言う事です。しかし、部品数を減らしすぎてしまえば、今度は強度に問題が出てきてしまいます。このバランスが悩みどころ。
毎回、何か新しいアイディアを考えているので、今回はお菓子やケーキのパッケージ構造に注目。紙の折り込みと差し込みで出来ていて、加えて強度もあるんですよね。詳しく調べると、面白い形や実用的な展開図等新しい物に出会えるかも?
以下組立方と構造説明です。
胴体部品は2つで構成されています。腰のジョイント構造を省略し、代わりに腰の角度は差し替え部品にしました。結果、腰回りが安定。
腕と胴体は同時に付ける必要があります。胴体部品のポケットに腕部品を差し込みます。腕の回転ジョイントの大きさと、肩周りの負荷を考え、固定位置を大きく取る必要があった為、この構造になりました。
首のジョイント辺りがストッパーの役割も兼ねているので、そこまで押し込み固定できるようになってます。
股周りはかなりすっきりしました。関節を無くして組立性を優先。
足のドッキング構造は前回モデルより、組立部品を小型化&単純化しました。これを足部品の溝に差し込み、組み合わせます。
この状態では股下部分が開いてしまうので、ストッパー部品を取り付けて固定させます。
この間に尻尾や下着などの部品が、差し込める部品構造となっています。
足部品の上部へはフォールド、スカート部品を差し込みます。
腰部品の接続方法は替えていません。両穴へストッパー部品を差し込んで固定できる構造です。
胴体と腰の間へ本体腰部品を挟んで、接続できます。
足先の部品は2パーツで構成。ここもジョイント構造を排して、単純な差し込み構造にしています。
初期の可動素体から変わらない頭部部品の接続方法。基本は顔・前髪・後髪の3つの部品構成で、間にスペーサー部品を挟みます。首に差し込んで外れなくなります。