可動関節部品は改良を進め、強度も仕上がりも良くなってきました^^基本的には市販紙だけで作れるようになっていますが、少し手を加える事で、関節部品の耐久・保持力アップできる方法もいろいろ模索しています。部品が多くなれば強度もあがりますが、難易度と個体差がでてしまう。できるだけシンプルな方向で、まだまだ改良も進めていますよ!
以下、いろいろ試した中で特に効果があった補強方法を紹介します。★星の数はオススメ度です。
- 木工用ボンドを塗る★
ボンドは硬化すると強度がでるので、負荷の掛り易い部品の裏に薄く塗ると補強と摩擦力upになります。JB部品の裏側。特にJC・JBの摩擦面全体に塗れば、安定性が向上し、保持力があがります。塗りムラで硬くなりすぎる場合もありますけど。
- 液体ゴム★★
ボンドを塗る事と考え方は同じ。ボンド以外の液体塗料を探していた時期がありました。その時、試してしっくりきた物が液体ゴムです。補強と同時にゴムの摩擦力が手に入る優れもの。筆で塗れて、乾燥も速いので使いやすいです!ジョイント部分以外にも可能性を感じる製品。色も種類があるようですね。
- 粘着付スポンジゴム★★★
一番手軽で効果が大きい方法です。貝合わせ式ジョイントJA部品の間に3mm角程に切ったスポンジゴムを入れてあげると締め付けられた時にゴムの戻ろうとする力と摩擦が加わり保持耐久力が上がります。スポンジゴムは厚さ3mm程の片面テープがあるものを使っています。ホームセンターで探せばあると思われます。
- 滑り止めテープ★
東急ハンズで見つけた、極薄すべり止めテープなる物があります。0.2mmで片面テープ仕様。貼るだけで簡単にグリップ力が上がります。ただ、ジョイント部に綺麗に貼るのは難しいです。どちらかと言えば、抜き差し接続を行う部分に貼る使い方のが向いてますね。
- 100%紙を目指すなら★★
オールペーパーに拘るなら、ジョイント構造にあった紙を探すしかないでしょう。手触りがざらざらした紙が、ジョイント部品に向いていると思います。厚手のクレープペーパー、プリンター対応和紙などが手頃でいいかも。ただし、市販のフォトマット紙0.22mm厚を基準に作っているので、これに合わせる必要があります。時間があったら試してみようと思ってます。今の所、厚さ0.24mm連量135kgのマーメイド紙が手に入り易く、関節作りにはベストだと思います^^他にもエンボス模様の紙など凹凸があり良さそうですね。
どの方法も合わせると相乗効果がありますが、「液体ゴム + スポンジゴム」の組合せは抵抗が大きくなりすぎるようです。上記の組合せでは「ボンド補強+スポンジゴム」か「0.24mmマーメイド紙+スポンジゴム」が効果が高いです。
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