2013年08月28日

アリス作製状況その6

目次

・展開図の記号の意味
・■folded and hidden.の意味
・【追記】■folded and hidden.部の優先順位

 心配だった胴体のシワ造形と頭部との接続が終わり、作製にメドが付きました。あとはちゃんと椅子に座ってくれるかどうかですが・・・。新構造の展開図を画像編集して造形を追加した部分は、作り方にちょっとヒト癖ありますが、表現方法としては上手くいったかなぁ〜と思います♪
1_DSC01361.JPG
 展開図は.pdo形式で配布できそうです^^新構造の説明とついでなので、展開図の加工指示なんかも説明しておきます。いままでの展開図でもそうですが、展開図だけを見て作り方が伝わらないと思いますが・・・。

・展開図の記号の意味
特別な加工や、貼り合わせ基準なんかを示す為に、いろんな記号を付けてます。 最近の展開図は統一されつつある部分は右側のパーツは赤色記号左側パーツは水色記号で示してあります。パーツを切りだして、どっちか解らなくなった場合はこの記号をみて判断できますよぉ〜

・”*”マーク

 このマークの付いた糊代部は「糊代部を折り込んで」作れる部分です。接着後、この部分をピンセットで押しつぶして、造形を追加できます。加工方法にコツとムラが有りますが、指示に従わなくても組み立てられるので、お好みで試して見て下さい。方法は過去記事「糊代部を「折り込んで」ディテールアップ」を見てね。

・★印部

 特に重要な接着箇所や、ビューアーでは接続辺になってない部分に付けてます。
・そのほかの記号

 単に左右の確認用に付けている箇所も有りますが、接着位置の目安にも。 糊代同士を接着する場合はこの記号同士から接着していくと、接着し易いと思います。

・■folded and hidden.の意味
 今回の新構造。接着する前に■folded and hiddenで示された色の部分を隠すように折り込んで、溝造形を追加します。ビューアーでは切り取り線が強調されてますが、印刷すると目立たなくなります。
folded_and_hidden_tc.JPG
@ 2辺間の折り込み
 基本形。指示色を囲む辺間を隠すように折り込みます。折込指示部は潰して平らにします。フリルの折り込みも、この方法で作っていきます。
single_folded_and_hidden_tc.jpg 01-DSC01290.JPG
A 2辺間以上(屈折を含んだ)での折り込み
 @と同じように折り込んでいきますが、仕上がりにちょっと差があります。
55-DSC01345.JPG joint_folded_and_hidden_tc.jpg
 Aの部分がめり込む形になると思います。
56-DSC01346.JPG
 折込指示部が狭く作り難い所が有りますが、その場合はどちらか1辺だけを折り込んで折込部を隠すようにします。潰して平らにしなくても作る事ができますが、隙間が目立ってしまう場合もあります(組み立ててしまえばそれほど目立たないと思いますが)うん。要改良ですね<(; ̄ ・ ̄)=3

・【追記】■folded and hidden.部の優先順位
@ ■folded and hiddenで指示された色の部分のパーツの切り出し時は、ピッタリと画像が有っていない部分があるので(修正しても若干のズレがあったので)。外形はビューワーで表示されている切り取り線を優先します。展開図の背面に画像を配置しているだけなので

A 接着の時にも■folded and hiddenで折込みを入れた部分が干渉する場合は、糊代接着を優先します。そうしないと、全体にズレが生じてしまいます。接着した後からでも折り込み部の修正ができますので。
posted by くじら at 23:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 作成日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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