■パーツの切り出し方基本的な構造はマミさんと同じです。おでこ・顎・頬の部分のポリゴンを削ったのとデフォルメ化で少しパーツが大きくなっているので以前に比べると組みやすくなったと思います^^顔づくりの練習にも最適?かな?
■顔の作製
●目のくぼみの作り方(仮)
それと、糊代を一部切断して接着することを前提としているので、専用の内部パーツを作ってみました♪また、内部パーツを作る事によって目の”くぼみ”を作りやすくすることができるみたいですね。他にも接着の工夫を入れてみたので、表現技法の参考になれば幸いです(^-^)
■パーツの切り出し方
今回のりしろを切断した部分と延長した部分です。口の部分にも切込みを入れましょう。 糊代を切断して別パーツで接着することを前提としています(゜д゜)/接着には専用パーツ(face_A 3〜7)を使います。別パーツで接着した時の効果についてはこちらのページ。説明は専用パーツを使用して進めていきます。
■顔の作製
最初にして最大の難関。顔パーツ。私もいつも神経をすり減らして作ってます(゜д゜)/今回はちょっと接着の工夫も入れていれて組み立ててみました。でも、この方法はクラフトツール が必須みたいです。
@初めにパーツ8の裏側に別パーツでのりしろを作ってあげましょう(パーツ4) ポイントは一気に接着せずに図のように片側だけを先に接着する事です。この時、接着材をしっかりつけてあげましょう。隙間が少なくなるほど綺麗になるので。
A次に鼻の片方を接着。 ここが工夫ポイント。接着指示は”谷折り”ですが、ここは”山折で接着”します。 Bおでこの部分を接着し、良く接着材が乾いていることを確認してから、山折にしたのりしろの部分をピンセットで摘まみます。 山折にした部分をゆっくりとつまみ上げ、谷折りにしてあげましょう。 折り返した部分にシワが入ってしまうと思います。その場合は表側からにポリ袋(シールとかが梱包してあるフィルム袋)を被せ、クラフトツールでシワを伸ばしてあげましょう。フィルムを被せるのは、傷と擦って行くと付くテカリ防止対策です。
なかなかリスキーな方法ですが、谷折りの接着が苦手な人は試してみて下さい(゜ ▽ ゜)
残った片方の鼻先も同じ方法で仕上げます。
Cパーツ9の裏側に別パーツを接着し、おでこを接着しましょう。 写真の糊代位置を目安にしてください。
D次に鼻先を作っていきます。 パーツ5は鼻先の糊代から飛び出る用に接着します。鼻先の糊代は小さいので、これで糊代を延長してあげます。
E鼻先からでたパーツ5でつくった糊代を整え8を接着していきます。 F8の糊代に鼻下を接着していきます。 G鼻下が接着出来たら、裏側にパーツ7を接着し、口元を繋ぎ合わせます。 H顎下→頬を接着して、表情が完成<(; ̄ ・ ̄)=3ここまでで結構時間が掛ると思いますが、最重要パーツなので丁寧に丁寧に。
後ろの部分を閉じてしまう前にパーツ3を接着。これは首にはめ込む時に首下が潰れてしまうのを防ぐ為です。ここまで組み立てたら裏側をクラフトツールで角を潰すと顔の丸みが増しますよ(^_^)
I左右にある●印に耳パーツ(1・2)を接着。赤線の部分は良く折り目を付けて接着します。 最後にCで接着目安にした糊代を切断して顔の完成です。
●目のくぼみの作り方(仮)
多くのフィギュアでは、アイプリントのところには”くぼみ”があります。これをペーパークラフトで再現できないか・・・やってみました(゜д゜)/ 内部のパーツをしっかりと接着する事により、鼻筋とおでこ周りが他の所に比べ、硬くなっています。柔らかい部分に力を加えると、硬い部分がそのままで、柔らかい部分だけが凹むんじゃないか!・・・と言う発想ですw
@押し込む部分は赤○の部分です。ポリ袋を被せ、クラフトツールで押し出して行きましょう。目の部分を平らにするような感覚で。少しずつ。 A形が整ったら、くぼませた部分の裏側にノリを塗って形を固めて完成です♪ 上手くへこまない場合は裏側から内部パーツ部分をクラフトツールで慣らしてあげると上手くいきやすいです。
今回使った紙はEPSONの純正紙。すべての紙で同じように成るかはわかりませんが、この方法はいろんな所に使って行けそうですね( ̄ц ̄)
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